「心臓病の犬と猫のトリミングに関する研究」へのご協力のお願い

心臓病の犬猫と暮らされているご家族の皆さまへ

このたび、心臓病の犬猫のトリミングに関する研究を行うことになりました。
このページで内容を説明しますので、方針に賛同できるようでしたら、どうぞご協力をお願いいたします。

この研究の背景

「心臓病の犬猫にトリミングを受けさせるのは危険」という意見があります。
この話に不安になり、愛犬・愛猫にトリミングを受けさせられなくなって悩む飼い主さんもおられます。

にも関わらず、実は、心臓病の犬猫にとってトリミングがどれくらいのリスクになるのかは、ほとんど調べられておらず、よく分かっていません

そこで今回の研究では、心臓病の犬猫がトリミングを受けた際のリスクを調査し、実態を明らかにしたいと考えています。

この調査の結果、リスクが小さいと分かれば、安心してトリミングが受けられる飼い主さんや動物が増えるかもしれません。
逆にリスクが大きいと分かったら、飼い主さんへの注意喚起の根拠になりますし、「ではどう対策すれば良いか?」という話につなげることもできます。

あなたや愛犬・愛猫を含めた、世の中の動物たち、飼い主さんたちのためにも、ぜひ、ご協力をお願いいたします。

研究の対象

この研究の対象は、

  • 伊藤と馬場が診察をした心臓病の犬と猫
  • 診察後、1ヶ月以内にトリミングを受けた子

になります。

「きちんと心臓の状態がわかっている子がトリミングを受けたらどうなるのか」を調べようとしています。

具体的にお願いしたいこと

お願いしたいことはシンプルです。
あなたの愛犬・愛猫がトリミングを受けてから3〜7日後に、以下のフォームからアンケートのご回答をお願いいたします。

研究を実施するメンバー

この研究は、伊藤大輔、馬場亮の2名の獣医師が共同で行います。

伊藤大輔
2004年 北里大学卒。
都内の動物病院に勤務後、犬と猫の心臓病を専門として独立。
現在は主に関東圏の複数の動物病院で心臓病の診察を行っている。
日本獣医循環器学会認定医。

馬場亮
2004年 北里大学卒。
埼玉県内の動物病院に勤務し、現在は医長、心臓病科長を担当。
日本獣医循環器学会認定医。

Q&A

協力すると個人情報が公開されますか

動物や飼い主の名前は公表しませんので、あなたや愛犬愛猫が特定されることはありません。
たとえば、「犬、チワワ、去勢オス、11歳齢、僧帽弁閉鎖不全症 ステージB2、シャンプーとカットを受けて呼吸が荒くなった」のようなデータとして発表されます。

協力すると報酬はありますか

恐縮ながら、金銭的な報酬はお渡しできません。
伊藤と馬場も無報酬、もっと言えば発表に必要な経費は持ち出しでこの研究を行っています。
世の中の動物や飼い主さんのために、無償で協力しても良いと考えていただけるなら、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。

研究はいつ終わりますか?

未定です。
2025年から開始しますが、早くても数年がかりにはなると思います。
データを解析するにはある程度の数が必要になるため、うまくデータが集まらなかった場合は最悪中止となる可能性もあります。

うまくデータが集まりましたら、学会や論文発表として世の中に公表し、世界の心臓病の犬猫の選択肢を広げる一助になればと考えています。
お手数をおかけしますが、どうぞご協力をお願いいたします。